NFCによるICカード読み取りの仕組み
日本のICカードは非接触通信規格FeliCaを採用しており、スマホがNFCを通じて直接読み取ることができます。
チップ自体には電源がない
カードには電池が入っていません。スマホが小さな電波を発生させると、その電波からカードのアンテナが電力を得て応答します。そのため、カードはスマホのアンテナに近づけて、しばらく動かさずに保つ必要があります。
アンテナの位置
- iPhone:本体背面の上部
- Android:多くの場合背面中央、機種によってはやや上寄り
- 反応がない場合はカードをゆっくり動かして探してみてください
読み取られる情報
アプリは現在の残高と、直近約20件の履歴という2種類の情報をリクエストします。各履歴には日付、金額、電車利用・買い物・チャージといった種別、そして電車利用の場合は乗車駅・降車駅のコードが含まれます。
すべての処理はスマホ本体で行われます。データはどこにも送信されず、インターネット接続がなくても読み取りができます。
よくある質問
スキャンはカードに影響しませんか?
はい、安全です。読み取りはチップが既に持っている情報を確認するだけの受動的な処理で、カードへの書き込みや残高の変更は一切行われません。
iPhoneでスキャン画面が表示されるのはなぜですか?
iOSはNFC読み取りをシステムのシート画面を通じて行います。スキャン開始時に自動で表示され、カードの読み取りが完了すると閉じます。
駅名が記号やコードで表示されるのはなぜですか?
チップには駅名ではなく数値化された路線・駅コードが記録されています。アプリは内蔵の対応表を使って駅名に変換しますが、珍しいコードや新しいコードには未対応の場合があります。
